今年もバウミール監督がブラジルから来日です!
昨年に引き続きブラジルのフットサル指導者ライセンスを
日本で取得できる講習会を開催しました。
ブラジルでは11歳くらいからフィジカルのトレーニングを行なっています。
バウミールに日本のフットサルやバーモントカップの映像を見てもらいましたが、
テクニックはあるが、フィジカルの要素が弱いと話していました。
今回の講習会でもフィジカルの要素が入ったトレーニングを多く行ないました。
日本でも取り入れているチームは増えてきましたが、ラダーも大事です。
ブラジル人は最初からリズミカルにできそうなイメージですが、そんなことはないそうです。
子供の頃から繰り返し練習しているから出来るようになっているとのこと。
「フットサルの基本は、FUTSAL=DEFESA(ディフェンス)+FISICO(フィジカル)」
バウミールも話していましたが、フィジカル、アジリティーを鍛えていけば、
良い選手は育っていくということです。
単純な2人組のパス練習でも動きながら行なうことでフィジカルを鍛えます。
ラスト1分では自分により負荷を掛けるよう全力で行ないます。
そうすることで試合であと1歩を足を出せる力とメンタルも鍛えられます。
ただし、年齢に応じて負荷の掛け方、練習時間は減らさないといけません。
今回の講習会ではフットサルの基礎から始り、1対1の仕掛け方、守り方を学びました。
パラレラ、ガット(フェイク)、ケブラなどフットサルの基本的な動きも行ないました。
そして、2対2、3対3と発展させていき、より試合に近い環境に近づけていきます。
4対4の試合形式でも、何か1つルールを加えることで考えてプレーする状況を作ります。
ブラジルでは考えてプレーさせるトレーニングメニューが非常に多いです。
バウミールは日本のフットサルを常に見ていて、代表の試合もチェックしています。
どんどん強くなっているが足りないものが3つあると話していました。
1つは、何度も話に出ていますが『フィジカル』です。
次に『逆足の精度』
ブラジルでは子供のうちに逆足も蹴られるようにトレーニングしています。
最後に『ゴールへの意識』です。
ボールを受けたときにマイナスのパスを出す選手が多いということ。
まずはゴールを向く、そしてシュートを狙う意識を強く持って欲しい。
ここを鍛えていけば、もっと日本は強くなるとも話していました。
バウミールが日本に伝えたいことが講習会の受講者の方々を通じて、
どんどん広まっていけば、日本のフットサルもさらに発展していくことでしょう!